目論見書をもらおう!

さて、投資信託に興味を持ったあなたが、とりあえずちょっと資料を見てみようと金融機関などに足を運んで、そこのラックなどに置かれている投資信託のパンフレットやチラシを持ち帰って読んだとします。しかし、それらにはあくまでごく簡単な概要が記載されているだけで、あまり細かい内容は書かれていないというのが現状です。

検討段階の入り口であればこれらの資料だけで比べてみるのもいいですが、これだけで具体的な検討までをするのは無理というもの。そこで、もっと詳しい内容を知るために欠かせない存在となってくるのが、目論見書(投資信託説明書・受益証券説明書などとも呼ばれます)です。
目論見書とは、たとえば投資信託の場合、その投資の対象をどんなものにするか、どんな運用方針をもっているか、投資信託の購入によって投資家にかかってくるコストなどなど、投資家にとっては「この投資信託に投資する価値があるかどうか」を判断するための情報が満載された、とても重要なものです。
ですから、この目論見書の内容を理解しないままの購入はけっしておすすめできません。投資信託選びはチラシを見比べるのではなく、目論見書を見比べて検討することが大切なのです。

目論見書はいろいろと難しい用語が並んでおり、素人がパッと見ただけではなかなか内容をすべて理解できるものではありません。だからこそ、腰を落ち着けてじっくり検討する必要があるのです。ですから「ちょっとこれ本格的に検討してみよう…」などと興味を持った投資信託商品については、かならず目論見書を事前にもらって下さい。

ちなみに販売窓口で目論見書をもらおうとすると、担当者がいきなり大喜びで詳しい説明を始めたがることも多いと思います^^;ですが、ここは「とりあえず家でじっくり他の商品とも見比べたいので…」などといってサラッと帰りましょう。あまり担当者の話を先にじっくり聞いてしまうと、担当者の話がベースとなった先入観ができあがってしまいます。

まして、じっくり話を聞いてしまい、ついその気になってそのままホイホイ購入手続きなんてのは絶対にやめた方がいいです。目論見書の内容もざーっと説明されるだけで、多分「詳しいことは分かっていない」状態のまま購入、なんてハメになりますよ。初めての投資信託なのに、一度だけの、サラッと流したような担当者の説明で、すべてを理解できる人はかなりの少数派です。

「なじみの銀行おすすめの投資信託だから、きっと自分に向いたものを紹介してくれているはず」「郵便局がすすめているものだから安心」なんて勝手に思いこむのはきわめて危険です。あとで詳しく説明しますが、「銀行おすすめ」「郵便局おすすめ」などは、あくまで「売り手の都合によるおすすめ商品」なのですから。販売窓口のイメージで決めるのではなく、商品そのものをきっちりと見て判断するために、ぜひ目論見書をもらいましょう。

関連エントリー

 
Copyright © 2007 投資信託のリスクを防ぐ初心者ガイド. All rights reserved