投資信託と預貯金の違い

銀行や郵便局などに預けている一般的な預貯金と、投資信託の最大の違いは、やはり「元本が保証されているかどうか」でしょう。
もちろん銀行や郵便局にお金を預けることも立派な資産運用のひとつです。とにかく安心。各銀行などで一個人につき、普通預金や定期預金などの合計・1000万円までの元金と利息がきっちり保証されています。(ただし、一部の銀行が取り扱っている「満期特約定期預金」や「仕組預金」など、中途解約すると元本割れを起こす商品というのも一部あります。)

ただし、こうした預貯金のリターンについてはほとんどの人が不満を抱えているでしょうね。確かに、今の預貯金金利ってとにかく低すぎる!と騒ぎたくなるほどの低金利なのですが、これには理由があります。それはもちろん、お金を預かる銀行や郵便局に、預かった資金の運用についてすべての責任がかかってくるからです。「運用失敗でもうけが出ませんでしたー、元本割れですごめんなさい」というわけにはいきません。銀行が赤字を出そうが何をしようが、取り決めた利息はきっちり支払う、という条件だからこそ、きわめて低金利でしか預かれないのです。

つまり、逆の立場、預ける私たちから見れば、まさにリスクゼロ。ほぼ完璧に安全が確保されている商品なんだから、リターンが少なくても仕方ないかー、ということです^^;
投資信託は、これら預貯金に比べると、収益をあげたときはそのリターンは大きなものになりますが、やはり運用に失敗すれば元本割れの可能性もあるなど、資産の保全性についてのリスクも大きくなります。

ここまでの話をまとめると、こういうことになります。
投資信託は、株ほど大きなリターンは望めないけど、株ほど大きな損害をこうむることもない。
投資信託は、預貯金よりは大きなリターンを望めるけど、預貯金のように元本や利息が保証されているわけではない。
つまり、預貯金よりも投資信託、そして投資信託よりも株の方が、プラス・マイナス両面の影響が大きいというわけです。

ですから、投資信託というのは、けっして万人向きの資産運用方法というわけではありません。
「元本割れだけはゼッタイに嫌!!」という人に投資信託は向いていません。
また、「急上昇狙いで一気に大もうけしたい!」という人にも向いていません。
でも、「今の預貯金金利じゃ、いくらなんでも物足りない。そこまでゼイタクはいわないから、もう少し収益が期待できるものを探したい。そのために多少のリスクはあっても仕方ないと思うけど、でも投資したお金がゼロになるのはさすがに耐えられない」…あなたがもし、こう考えているのなら、投資信託を検討してみる価値はじゅうぶんにあると思います。

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